東京の夏、葉山のひと夏、そして茅ヶ崎の夏!

 

 

6年前の夏は私にとって特別な夏だった。当時、私が1人で住んでいた東京のアパート付近は家と家がひしめき合い、窓を開けると、街の音が増してがちゃがちゃと聞こえてくるような場所だった。小さいときから知っていた街はどんどん変わっていった。建物は高さがあるものが立ち並び、空が狭くなっていくようだった。

 

 

 

ある日、インターネットで葉山の一色海岸の海の家「umigoya」をたまたま見つけて、ほわんと想像してみた😳自分が海の目の前でいきいきと料理をする姿(笑)。やってみたい!!!興奮してumigoyaに電話をすると、快く受け入れてくれた。その3日後、私は荷物をまとめてumigoyaの宿に住み込み始めた。

 

 

 

仕事は朝早く〜夜11時すぎまで。夏の間、厨房の仕事をフルで働くのは私1人だった為に休みは3日しかとれなかった。村野さんという海小屋の経営者は私に何でも任せてくれた。自分の好きなメニューを考えて料理していいと言ってくれた。そして中(厨房)をただ動き回るのではなく、いつもお客さんへの気遣いができなければいけないことを厳しく教えてくれた。8月になる頃には体はほんとに真っ黒に日焼けしていた。初めての海での仕事だった。

 

1枚だけ私が撮った写真あった👀8月のわりと涼しい日だったと思う。

 

 

一色海岸の海には、夏の間、何度かミラクルが舞い起こる✨信じられないほど美しいサンセットタイム。ぜひ1度見ていただきたいです。日本なのかなって思ってしまいます。私は今年まだ一回も行ってない!

※写真…umigoyaより。

 

 

 

2018年度のモーニング。今年はどんな料理人がいるのかな?

これも※写真…umigoyaより。

 

私が働いてた年は、8月からモーニングが始まり気合いが入った。せっせと鎌倉の菓子材料屋さんや市場に行き、時間を見つけてはオーブンを借りて週に何回かマフィンを焼かせてもらった。ある朝、umigoyaのモーニングを食べに来た地元のおじいちゃんとおばあちゃんが、マフィンを食べてから私の所へ来て、「あなたが作ったの?こんなに美味しいケーキ食べたのは初めてだよ」と言って下さった。ブルーベリーいっぱいのマフィンのことだった。

 

東京の夏は暑過ぎて、8月の焼き菓子は売れない。でも海の近くのこの場所では、風が優しく体にあたるように、私の作るお菓子はおおらかに受け入れられたのだ。

 

そして、夏休みが終わり海の家がまっさら綺麗になくなった頃、私は東京のアパートを出ることを決めた。

 

 

なぜか葉山じゃないんだけどな笑!こうして茅ヶ崎を選んで!!やってきました。

 

5日の夜は久々にJAZZ(@boynamejazz)って友達のイベントで新宿に行ったのだけど、駅に降りた瞬間、無風だった。私が知ってた新宿って、こんな無風だったかな?すっかり忘れてたのか。

 

茅ヶ崎は風が心地よく吹き抜ける、気持ちいいところ。感謝したくなるくらい。ものづくりをするなら、今の自分はこっちのほうが合ってると思っている。もし、いつか子どもができたらたくさん海で遊んでほしいな!

 

 

花火大会の日。高校2年生、かなみちゃんとせあらちゃん。店のドア開けて入って来た瞬間の2人の勢いすごかった、元気👊☀️👊

 

花火大会の日いちぢくの木を見つけた!そろそろいちぢくマフィンやってくるぞーーー!

今週末は予約販売です。

 

また書きます!!!

 

 

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